皆さんこんにちは。
自身の身近にいる5人の人たちの平均年収が自分自身の収入だという話をきいたことがありますか?
身近の人というと、友人や恋人、職場の先輩後輩ですよね。
私の場合、高校・大学からの友達はほぼ全員が医療職。看護師になってから大学病院を辞職するまでは、飲みに行くのは看護職の友人でした。特に職場の先輩・後輩とは週5日で顔を合わせ、助け合って仕事をし、終業後にお酒を飲みに行って愚痴をこぼす。めちゃくちゃ楽しいですよね。
その頃の私は、病院では中堅としてそれなりに働けていたと思います。教育係として頼りにしてもらえて、心地よく働いていました。でも逆に言えば、看護師しかできなかったんですよね。そして自分が無知だっていうことすら気付いていませんでした。
看護師を辞めてから、現役東大生や、イラストライター、呉服屋さんに出会わせてもらっていろいろな考え方に触れました。そして、派遣看護師を始めてからは、看護師をしながら株のディーラーや、農業、ラーメン屋さんを経営するなど2足・3足と草鞋を履きこなす方々とお話をして、看護師にとらわれない生き方があることに大変刺激を受けました。
経験している分野が違うからこそ、その方たちと話すトピックは、家庭菜園から、旅行の話、政治、保険、副業、投資、環境問題、筋トレ、英会話、ジェンダーの話などなど、皆さんには本当にいろいろな引き出しがあって、それについて討論できるほどの情報量とそれに対する自身の意思・意見がはっきりとあるんです。
世間知らずの私にとっては、それがすごく衝撃でした。
もちろん、看護師の仕事心の底から大好きだし、誇りをもってやっています。でも、ふとした時に、世の中知らないことだらけだということに気づいたとき、もっといろいろなことを知りたい!知らないなんてもったいない!!!もっと世界が見たいっ!!!ってなったんです。
私の場合は、辞めてから気付いたので極端すぎましたが、例えば、運動クラブであったり、趣味がある方はミートアップであったり、病院以外のコミュニティを持つ方法ってたくさんありますよね。
最初にお話しした、身近にいる5人の平均年収が自分の年収だというのは、単にお金の話ではなくて、自身の身近にいる人にたちからどれだけの刺激をもらえるかということだと思うんです。
友人の幅を広げると入ってくる情報量が違うし見える世界が変わってくる。
新しいことを始めるのってすごく勇気がいるけれど、踏み出してみれば得られるものや見える世界が全く変わったものになります。同じ感覚で笑いあって励ましあえる同僚と、常に自分に刺激をくれて、奮い立たせてくれてる友人をどちらも持つって、本当に財産だと実感しています。
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